南信州特産市田柿とは

南信州特産市田柿とは

「市田柿」は現在の長野県下伊那郡の市田地域で栽培されていたことからついた渋柿の品種名です。

その栽培の歴史は500年以上といわれ、これを干し柿にしたものも「市田柿」と呼びます。

綺麗な飴色の果肉の周りを白粉が覆い、もっちりとした食感と上品甘味が特徴のドライフルーツです。

市田柿の栄養素

干し柿にはポリフェノールの一種である柿タンニンが多く含まれています。

柿タンニンは近年、研究によって病原菌を不活性化する抗菌・抗ウィルス作用をはじめ、多彩な有用性を持つ植物由来タンニンとして注目を集めています。

タンニンは渋みのもとなのですが、渋柿を干すと渋みを感じないタンニンに変化します。

本来渋くて摂りづらいタンニンですが干す事によって食べることができるようになるのです。

さらにカロテンが豊富で、カロテンは体内でビタミンAとなり、免疫力を強くし、視力を正常に保つ働きをします。

市田柿を食べる際の注意点

直射日光・高温多湿を避け涼しい所で保管をお願い致します。

市田柿の表面にみられる黒点は、カビではなく、柿に含まれるポリフェノールの一種であるタンニンの成分が変化したものです。

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